2017年02月22日

冥利


「冥利」:
ある立場にいることによって受ける恩恵

研修講師という仕事をずい分長いこと続けています。
客観的に見て大変なことは、いくつかあります。

・毎朝早起きして、毎日違う会場にでかけていく
・毎日、PC、バッテリー、テキスト、履き替え用の靴など、重い荷物を西に東に持ち運ぶ
・朝9時から夕方5時までほぼ立ちづくめ(時にもっと長く)
・朝9時から夕方5時までほぼ大声出しっぱなし(時にもっと長く)
・ほぼ毎日、生まれて初めて会う人たち相手に仕事
・まったく知識のない業界、職種が対象になることもしょっちゅう
・研修開始したら最後、研修終了まで、何があっても1人でやりきらなければならない
・相手によって反応は様々なので、思いがけないことに日々遭遇

それでも、長年続けられているのは、それ以上に恩恵が大きいからですね。

・日々異なる業界、会社、階層の異なる方々と会えるので、「当たり前」や「普通、こう」という思い込みを払しょくしやすい。

・地下鉄路線や、各駅周辺のコーヒーショップ、きれいなトイレのありかに詳しくなれる。

・企業内研修は終了時間を厳守することも大事な要素。ぴったりな時間に終える特技が磨かれ、体内時計が発達する。

・足腰、喉、精神が丈夫になる。

あー、数えきれない恩恵。

「冥利に尽きる」:
その立場にいる者として、これ以上の幸せはないと思うこと

冥利に尽きるなぁ、という場面にもちょくちょく遭遇します。

ある管理職研修での一場面。

事務局の方から、
「受講者も教わっていることが大事だと理解しているし、頭の中ではできると思っても、実際現場で変えることはなかなか難しい。今まで変えられていないのだから」
と、どのようにしたら現場に研修の成果が活かせるのだろうかという、問題提起。

それに対して、受講者の中でも実績も経験もある、ある程度、自分のスタイルが確立しているだろう1人から、
「自分たちの変えようという意識だと思う。実際、朝からこれまでのワークの中で、すぐにも実践してみたいことがいくつもあった」
と、意思表示。

うわぁ。
本当に幸せな瞬間。

事務局の方の本気度も嬉しいし、受講者の意欲も嬉しい。

冥利に尽きる瞬間。ありがたい。

私は、日々、私に関ってくれる人たちの冥利に尽きるような反応、しきれていないなぁ。
怠けずに発信しよう。


posted by Ayumi at 08:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

二択


選択肢が2つって難しい。
たいてい、どちらにも一長一短がある。

品質を求めれば値段が高くなり、値段を抑えれば品質は目をつぶらざるを得ません。

安全を担保しようと思えばリターンは小さく、リターンを大きく狙えばリスクが大きくなるのはやむを得ない。

デザイン重視すれば着心地は多少我慢。着心地を優先すればデザイン性は二の次。

新たなチャレンジを求めれば苦しい思いは必須だし、楽しようと思えばいつまでたってもステージアップは望めないでしょう。

難しい。

2つの選択肢で悩んだ時の解決策。

@両方やめる
どうしても1つしか選べないなら、思い切って両方やめる。どちらもダントツに魅力的な話ではないのだろうから。選んだ後に、「やっぱりあっちがよかったかな」なんて振り返りたくない。より魅力的な次を待つ、そして、その「次」のために準備する、もありかな。

A両方求める
両方選ぶことが可能な場面。たとえば、ショッピングで悩んだときは両方買う。どっちも魅力的なので悩むんだから。選んだ後に、「やっぱりあっちがよかったかな」なんて後悔したくありません。そのくらいの決断ができる実力を養っておきたい。

B第3の選択肢を追加する
2つの間にはジレンマが生じます。3つになることで、冷静に選ぶことができる。選択の基準、評価の基準も客観的になり得ます。これは仕事の時にも、結構使える。

選択。

難しいけど、選ぶ余地があるっていうのはやっぱり嬉しいことだ。
何ごとにも選択肢が広げられて、かつ、対応できるようでありたいです。

対象が自分以外のときは、「上」を選べって教わりました。
お祝いを包む、お年玉をあげる、心付けを渡す、などという場合。
3000円?5000円?って悩んだときは、5000円だって。
覚えておこう。










posted by Ayumi at 21:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする