2018年08月22日

選択肢


選択肢があるって大切なことだと思います。

1つしかない結論を押しつけられたり、好みを訊かれないままの提案に、「まぁいいか」・・と妥協ということばかりではモチベーションが下がる。

若かりし頃、会社のアサインメントでカリフォルニアで少し暮らしたことがあります。
文化や生活スタイルや仕事の進め方など、さまざまな違いに、驚くこと、感心すること、いろいろありました。

特に、当初、当惑したり、悩まされたのが、選択肢の多さ。
一々、選ばなければならない場面に遭遇し、慣れてないので、もたもた。

銀行口座を開こうとすれば、いくつもの口座の種類を提示され、残高がいくら以上ならこの利息、こんな利点が必要ならこの口座・・。
説明されてもわからなーい。

ガソリンは自分で入れればいくら、フルサービスならいくら。
えー。もちろん安いほうがいいけれど。自分で給油する自信ないし。
どうしたらいいの??

カフェテリアでサンドイッチ頼もうとすれば、パンはどれに?マヨネーズはどのタイプ?野菜は全部いれるか?
ようやくサンドイッチが完成すると思った矢先に、付け合わせのポテトチップは7種類あるけど、どうするか?
ひゃあ。倒れそうになりました。
気が付いたときには、私の後はオーダーを待つ人の長蛇の列。

その当時、相当昔の話ですが、日本で生活するうえで、選ぶっていうこと、あまりしていなかったように思います。

銀行口座開設する際は、せいぜい、「通帳はミッキーの絵柄にしますか?それともこちらのシンプルなもの?」、程度の選択肢。

ガソリンスタンドに入れば、「いらっしゃいませー」と、元気なお兄さんが寄ってたかって、フルサービスで対応。

サンドイッチは、「ミックスサンドでお願いします」と言えば、「かしこまりました」で終了。

それが当たり前と思っていたので、選ぶっていう力が養われていなかったような気がする。

最近は、日本でもいろいろな場面で、自分のニーズや好みにあったものを選べるようになりました。

コーヒーショップでの、私のカスタマイズ力、相当なものです。
「ティーラテ、トールで、豆乳でお願いします。オールミルクで、シロップなしで。あ、ちょっと熱めにお願いします」

一方で、「選ばない」「任せる」という選択肢も、時にありだなぁとも思います。

選べない、押し付けられる、ということとは違って、選択肢の1つとして、「選ばない」「任せる」ということ。

自分では選ばないものが紹介されたり、自分の知識や想像を超える提案に遭遇できたり。
新たな発見や、可能性の拡大のチャンスでもあります。

幼なじみとの月1テニス。
ずっとコーチを指名していたけれど、ここ数カ月、「どなたでも」とお願いしています。
毎回、新たなコーチとの出会いがあって、それぞれに教え方に個性があって面白い。

選ぶことも、選ばないこともできる。
選択肢のあるべき姿だなぁ。






posted by Ayumi at 08:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする