2017年10月09日

境界線


早朝の六本木駅には不思議な光景が映し出されます。

大江戸線のホームから改札口に向かうながーいエスカレーター。
上っていく乗客にとっては、午前7時は朝の始まり。
一方で、下っていく乗客にとっては、午前7時は夜の終わり。
昨日と今日の境界線。

境界線。
ほんの少しの差だけど、意味合いが大きく違います。

プレゼンテーションの場面。
「あがり症です」「緊張します」と多くの方から相談を受けますが、その2つは似てるようでいて、実は違うと思う。

立場や専門性の異なる人に自分のメッセージを伝えるのは、簡単なことではありません。
緊張しないで臨むのは、むしろ、失礼。
ただし、舞い上がることはありません。

思った通りに話せない、実力が見せられないと、自分目線になると、ひと言忘れたり、間違えただけで、舞い上がります。
一方で、目の前の相手に本気で関心示して集中して、無駄な時間を提供しないように、何かしら役立つことが渡せるようにと、相手目線で準備して臨めば、緊張感はあっても、あがりはしません。

境界線。
微妙な差ですが、結果は大きく異なります。

遠慮が過ぎて主張すべき時にできないケース。よく見かけます。
遠慮と配慮の違いは大きいと、思っています。

遠慮は、時に、自分のため。
こんなこと言ったら嫌われるかな、こんなこと言ったら下らないと思われるかな、と、理由が自分目線。

配慮は、目の前の相手のため。
どんな言葉を使えば分かりやすいか、どのような情報を提供すれば動きやすいか、と、ねらいが相手目線。

遠慮は時にものごとを混乱させ、配慮はものごとをスムーズにすすめるための気遣いだと思います。

境界線。
同じように見えても。視点の僅差が結果に大きな差につながります。

境界線のどちら側に立つかは、自分で選びたい。
バランス崩して、自分の思いと反対側に立たないように気を付けよう。











posted by Ayumi at 22:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする