2019年01月28日
in one's prime
英会話レッスンで教わった言い回し。
in one's prime
その人にとっての最盛期。
(人生において)最も活発で充実していること。
今回の大坂なおみさんの快挙がすごくて、さらに、この先の未来に向けての期待感が満載なのは、いま、まだ、彼女がテニスプレーヤーとして発展途上であるということ。
3才だった精神年令が大会前には4才になって、決勝を経験しながら5才にまで成長した、というのがご本人の弁。
18才になったらどうなっちゃうの。
解説者も口々に、「まだまだ伸びる余地がある」って言っていました。
これ以上伸びたらどうなっちゃうのでしょう。
まだ最盛期にいたっていないという、このタイミングで、グランドスラム2大会連続で優勝って。
本当にすごいこと。
本当にすごいことだけれど、この後がますます大変。
何に焦点を合わせて、どのように、そこに自分のピークをもっていくのか。
自身のプライムに、何を達成するのか。
計算したって、その通りにはならないでしょうし。
さまざまな偶然や必然、縁やチャンス、そして、もちろん、相当な努力と信念があって、それでも、自分のプライムを生かし切れるって、かなり至難の業。
21才の未来ある才能の持ち主には、周りの大人もきちんとサポートして、伸び伸び、限界なく成長できる環境を整えてあげて欲しい。
21才をとうに過ぎた私は、これからは、プライムは一度きりと考えないようにしよう。
さまざまなものごとに対する、それぞれのプライム。
「ああ。このタイミングでこの人に会えてよかった」
「あの失敗も必然だった。今だからこそ学べる」
「手遅れと思っていたけど、あの時の遠回りがあったからこその今」
a time past in one's prime
「盛りの過ぎた」状態は、盛りを何と定義するかで回避できそうです。
さ!今週もがんばろう。