やり過ぎ禁物。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」は常に意識したいことの1つ。
ついつい、欲張る癖があります。
研修のプログラムを組み立てるにあたっても、「あれも」「これも」「あー、それも」と、気付けば山盛り。
旅行に行っても、「バケーションなんだから、のーーんびり」と思っていたはずなのに、あっという間に行きたいところリストは満杯。
それでも、やはり、ものごとは、適度、適量が良いと思います。
特にコミュニケーションは、言葉を足せば足すほどあやしくなりがち。
敬語はすっきり使いたい。
「〇〇させて頂きたいかと存じます」。うーん。とっとと始めてと思う。
「〇〇いたします」で十分に丁寧。
「お忙しい中申し訳ありませんが、よろしければ、お時間のある時に、〇〇して頂ければ幸いかと存じます」
うーん。あいまい。今したほうがいいのか、しなくても構わないのでしょうか。
「恐れ入りますが、●●のためにいついつまでに〇〇して頂けませんか」
分かりやすくて、動きやすい。
メールを送るときも注意したい。
特に、言いづらいことを伝える場合。
ついつい、言い訳やら、慮る言葉や、へりくだりなど、修飾語満載。結果、遠回りな割には、必ずしも感じ良くなっていない文面に。
1度書いてから、20%くらい言葉を減らしてみましょう。すっきりします。
人をほめる場面でも。
「すごく」「とっても」と不要な修飾語を付けすぎる。あれもこれもと、いろいろほめちゃう。
短く、1つのことを丁寧に事実と感情の両方で表現すれば、相手の心に届きます。
とりあえず、念のため、と、足すことはそれほど難しくないけれど、引き算は勇気がいります。
ものごと全体からよく見て、自己満足の足し算にならないように気を付けたい。
最近、個人的に引き算したこと。
ニューノーマルに合わせて、爪からジェルを外し、メイクからファンデーションを除き、足元はストッキング排除。
これは引き算?手抜き?
その境界線は難しい。
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