2020年08月13日

本末転倒



本:根本的なこと。
末:些末なこと。

ものごとの根本的なことと、そうでないこととを取り違えること。
本末転倒。

そうなってはいけないなぁと、思っています。
そうしたくないと意識しています。

大切なことを疎かにし、大事ではないことを重要視している場合。
きちんとした筋道が立っていない、あるいは、肝心なこを忘れ、つまらないことに集中してしまうこと。
本末転倒。

よく考えればおかしなことだと分かりそうなものだけれど。
それが、実際、取り違えている状況を目にすることは少なくありません。

どうしてそうなるのでしょう。

元々は何か目的があってそうしていたはずなのに、気付いたら、そうすること自体が目的になっている。

どこから入れ替わってしまうのでしょう。

「本」を大切にして、「末」にはおおらか、無頓着、柔軟でありたいです。

本末転倒の意味を調べていたら、こんな解釈も載っていました。

良かれと思い行ったことの逆効果。望まない結果となってしまった場合。

これだなぁ。
たいていの人は、「悪かれ」と思ってしている訳ではありません。
多くの場合、「良かれ」と思って行っていることが、気付けば、度が過ぎたり、逆転したり。

だからこそ、やっかいでもあります。
「悪かれ」は反省すれば直せるけれど、「良かれ」は「良かれ」と思っているだけにブレーキが効かない。むしろ加速する。

気を付けよう。



posted by Ayumi at 12:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月08日

三方よし


近江商人の思想、行動哲学として語り継がれる、三方よし。
売り手よし、買い手よし、世間よし。
目指したい姿です。

結果として「みんなよし」となるには、理由があるということ、偶然の結果ではなく必然なんだということ、改めて気付かされました。

三方それぞれの実力とスタンスと手間ひまが相まって、初めて、掛け算の成果が生まれるんだということ。

長いお付き合いのクライアントでの毎年恒例の階層別研修。
全国各地から集まって、同期が久々に顔を合わせて、それまでの仕事を振り返り、現状を棚卸しして、この先を考える2日間。

グループディスカッションが主体の、わいわいがやがや形式だからこそ生まれる思いがけない化学反応的な成果。
これはリアル会場での開催が前提条件だと思っていました。

そこにこのコロナ禍。

ネット環境、オンライン・プラットフォームの制約、プログラムの特徴、対象者の所属のバラつき、人数の多さ・・・・。

挙げればきりのない厳しい条件。

今年の開催は無理かとも思ったし、とりあえず急場しのぎに形ばかりのオンラインで最低限のことだけ実施してお茶を濁す感じで終わるかとも危惧しました。

それでも、クライアントの人事担当者と打合せを何度も繰り返し、知恵を出し合い、できる限りの可能性を探り、講師サイドでも検討、勉強会を重ね。
いまできる限りの環境を整え研修をスタート。

スタートしてみれば、受講者の前向きでまじめで熱量のある姿勢と地力の高さが、最後の掛け算の要素となり、想定を超える結果となりました。

計画者である企業の人事担当者にとっても初めての試み、プログラムを届ける講師陣も慣れている訳ではなく、そして主役である受講者にしても初体験のオンライン研修。

三者それそれが、あきらめたり手抜きをせずに、能力最大限に使って臨んだことで、「やむを得ず」「仕方なく」「今年は特別」からスタートした研修が、「オンラインだからこそ」が感じられるプラスアルファの成果をもたらしました。

三方よしは、結果だけを言っているのではなく、関係者それぞれ、三方がみな良質であることの大切さを謳っているのだと思います。


posted by Ayumi at 12:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月21日

語彙力


語彙力って大切。

感情を表すにも、状況を説明するにも、意思を伝えるにも。
ワンパターンな表現では相手に届かないし、借りてきたような通り一遍の言葉では響きません。

マイナスの感情も、無理して押し殺すのではなく、自分の気持ちに近い言葉で表現したい。
つらい、悲しい、残念、苦しい、困っている、大変、がっかり、ショック、不安、心配、くやしい・・・

プラスの感情も、端折らずに、きちんと言葉にして伝えたい。
嬉しい、ありがたい、感謝、感激、幸せ、楽しい、感動、わくわく、どきどき、大好き、面白い・・・

仕事のコミュニケーションとなると、なぜか、多くの人が「事実ベースで」「論理的に」「感情は抑えて」と思いがち。

感情を出してはいけないと思い過ぎて、抑えて、抑えて。
いよいよという時には、自分が思っているより強い言葉が口をついたり、表現しきれずに後々まで尾を引いたり。

コミュニケーションは反射神経だと思います。
それでも、日頃棚卸しのできていない単語がピンチな時に突如天から降ってきてくれることはありません。
落ち着いている時に、一度、リストアップしてみよう。

誰もが経験したことのない新様式下。

店頭接客販売においては、商品を身に付けることも、試しに肌に乗せてみることも、お客さまに触れることも難しくなりました。

見れば分かる、着れば分かる、付ければ分かる、食べれば分かる・・・という訳にはいかなくなりました。

五感に訴える語彙力を磨いてみよう。

視覚: 鮮やかな、柔らかい、明るい、おさえた、元気になる
聴覚: シャキッとした、くるくるっと、カチッと、涼やかな、パシャパシャと
嗅覚: 落ち着く、リラックスできる、春らしい、爽やかな、すーっとする
触覚: すべすべ、もっちり、肌に吸い付くような、ふんわり、ひんやり
味覚: 甘い、ほろ苦い、ビターな、しびれるような、甘酸っぱい

大人のコミュニケーションにおける、しなやかで力強い武器(闘う訳じゃないけど)、語彙力を磨いて、厳しい制約のピンチを、表現力アップのチャンスと捉えたいです。

マジ、やばい、ウケルーの三言で終えないように。



posted by Ayumi at 08:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする