ラグジュアリーを学ぶ研修のファシリテーションをよくします。
ラグジュアリーブランドのミステリーショッピング(店舗調査)を数多く担当しています。
ラグジュアリー業界にクライアントが多いです。
なんとなく市民権を得ている、ラグジュアリーという言葉。
正しくはどういう意味?
LUXE。
もとはフランス語。
辞書を紐解けば、贅沢、豪華、過多。
以前、フランス人の友人に、もともとは古い医学用語で、「なくしても命に別状のない臓器のこと」だと聞きました。
すごーく納得。
ラグジュアリーブランドで扱っているものも、なくても明日の生活に支障のないもの。
だからこそ、製品を買うか買わないかの判断は、必要か不必要か、ではありません。
思いがけない出会いや、インスピレーション。
あこがれや、自己投資。
大切な人への感謝や愛情表現として。
ライフイベントを彩るために。
ほんとうに、人それぞれ、同じ人でも、その時々。
様々な理由やきっかけで、買うか買わないかが決まります。
そのお手伝いをする販売員は、目の前の相手の背景や好みや気持ちに本気で向き合う必要があります。
当たり前のことのようだけれど、なかなか難しい。
ついつい、素材やデザインや作りについて語りがち。
研修も同じ。
例えば、今日、この研修を受けなくても、明日の仕事はこなせます。
語り過ぎないように気を付けよう。
本気で目の前の受講者のニーズ、メリットに気持ちを傾けよう。
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